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2015年9月17日木曜日

ウォーハンマー お返しは歌で

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ウォーハンマー


名状卓でたまにキャンペーンをしてる。今のところGMの担当は僕のみ。
恐怖判定、運命点を厳密な運用にしてる。恐怖判定は成功するまで動けないし、失敗するごとに狂気点が溜まる。運命点は、死亡・ステータス減少を伴う身体欠損の回避のみに使える。

先日行ったのは略奪品の貯蔵庫に収録されているシナリオ「お返しは歌で」。ナルンという大きな街で起こる、複雑に絡むプロットを紐解き、メインの事件を解決するシナリオだ。
20ページに及ぶ分量があるため、少し詰まったら何が必要か教え、関わる事になったプロット以外を排除するように進行した。あまりに情報量が多く、週をまたぐので忘れてしまうから。

オープニングでナルンに着いた一行。さっそくビビンギ(野生児、"何か"を追い求める。稼ぐことしか頭にない。プレイヤーはゆーきゅー)に対してシグマーの宣教師が説教をはじめる。

常識:エンパイアの無いビビンギは相手がシグマーの宣教師だと分からず「うるっせぇ!」と投石。宣教師の右腕をちぎらんばかりの威力を発揮し、うめく宣教師と迫りくるシグマー教徒の戦士から逃走。
仲間のところに戻り、一部始終を話すと、仲間が全員青ざめる。

シグマー教とは、現在におけるキリスト教のような歴史があり規模の大きな宗教で、右手にハンマー、左手に聖書を持つようなカリッカリの武闘派。そんな相手に投石をしたわけだ。

宿屋に泊まった後、ドアの前を家具で塞ぎ、廊下の足音に神経を尖らせながらシナリオを進めていく。

一直線に事件の核心へと迫るPT。犯人の目星をつけたところでイベントを起こし、クライマックス戦闘へ。

1ヤードほどの細い道を進むとき、運命点(前述のとおり死亡を回避出来るブレイクスルー)が0のハルギン(トロール殺しという稀有なキャリア。プレイヤーはみやぜっと)が
「運命点は0だけど、ハーフリングの後ろにこそこそ隠れるような俺じゃねぇ!」と先頭に立つ。
数々のトラップをその身に受けて汚物にまみれながらも
「(これやったやつは)殺す!ぶっ殺す!」と鬼の形相に青筋を浮かべて、見事敵を粉砕。汚物まみれの足で傷口を踏みつけるおまけつきで、トロール殺しを楽しく演出してた。

二グラス(人間、スリル中毒。元伝令)はスラムの住民やチンピラを上手く手なずけ、犯罪段首領などのキャリア変更に必要な手下を着々と増やしていっていた。情報を引き出し、金を渡し、相手が受け取ったら搾り取る流れが素晴らしい。
戦闘においては敵の攻撃で片目を潰されるも、運命点の消費無く切り抜ける。布包帯で片目を隠し、ハルギンに「男前になりましたなぁ」と褒められる。

「くっ、これが持ってるものの違いか」と投石したゆーきゅーが漏らす。


GMの裁量が大きいけど、他には無い「ダークファンタジーの世界で泥臭く生きる」のを実践出来るのは楽しいと感じる。

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