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2016年11月12日土曜日

ジャック・リーチャーの映画

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原作は未読。映画前作、アウトローからの続編。普通のハリウッド映画になってた…という残念さが先にきた。
面白くなかったわけではなく、トムクルーズのジャックっぷりは相変わらずで、冷徹なアウトローを演じていれたのだけど…。
今回はヒロイン役の少佐と、ジャックの娘(?)がやたらとジャックの邪魔をしてしまい、悪い見本のようにジャックの魅力を半減してしまっている。話が進むにつれて敵の稚拙さも目立っていて、敵が基本ジャック側のミス待ちの運ゲーを展開するなど、展開も雑だった。

 前作監督・脚本だったクリストファー・マッカリーは制作のみのクレジットになっていた。この人はユージュアルサスペクツの脚本をしていて好きなのだけど、監督と合わなかったのか、原作からして展開が雑なのか…。

 前作は素晴らしかったと僕は思っている。広場にいる一般人に無差別狙撃をした陸軍スナイパーが逮捕され、黙秘する容疑者はメモに「ジャック・リーチャーを呼べ」とだけ書く。そこへトムクルーズ扮する正体不明の流れ者がドーン!シナリオも練られていて、一匹狼のジャックが黙々と捜査をしながら少しずつ解きほぐす。ちょっと年齢がいってるヒロインの弁護士も必要以上には邪魔せず職務を全うしようとするし、おっぱいもでかい。



映画をおっぱいで評価してないか???

狙撃容疑者は何者だったのか、撃たれた被害者たちは何者だったのか、遺族はどんな人間なのか、を限られた時間で丁寧に描けていたと思う。孤独ゆえの強さを見せるジャックはとても魅力的だし、ヒロイン弁護士が被害者の遺族に会うシーンは、見ていて少し震えた。
各人の掘り下げも最後の協力者のお茶目で魅力的な一面も見れて、見た後に登場人物たちのことをよく覚えていれたのも好印象なんだろう。

ということでアウトローのほうがはるかにお勧めです。今回のジャック・リーチャーを見てなんだかなぁと思った人はぜひアウトローを見てほしいと思い、これを書く。

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